ここ最近、GYAO!でダリオ・アルジェントの作品がやたらと配信されていて、ちょっとしたダリオ・アルジェント祭り状態だったので、観られるだけ観ました。

古いイタリアン・ホラーの雰囲気が好きなのです♪

順番に感想でも述べようかと思います。

まず「シャドー」から。


ダリオ・アルジェントと言うと、私のイメージでは「サスペリア」や「フェノミナ」(←後日こちらも感想書くべ)みたいな、エグいホラーを作る人……でしたが、この「シャドー」を含め、初期の頃はほぼサスペンス作品。

予告編を見るとわかるようにホラー要素も入ってるけど、殺人事件の犯人を暴くのが軸なので、ジャンル分けするとしたらホラー・サスペンスかな、と。





小説家ニールは新作の宣伝のためにローマにやってくるが、自分の小説と同じ手口の殺人事件が起こり、ニール自身にも犯人から電話や手紙がきて狙われるハメに。

独自に犯人探しを始めるが、周りの人間が次々と殺されてゆくので、もうこれ以上は危険と判断し帰国。

しかしその後も犯行は続き……。


という感じで、あらすじだけを見れば完全なる2時間サスペンス。


他のダリオ・アルジェント作品を見てても、恐ろしいほど都合良く現れる犯人とか、ツッコミどころは多々ありますがそんなことは忘れましょう。

今のサスペンスものは、ちょっとのスキも許されないほど緻密にアリバイだの何だのをしっかりと練っておかねば、ソッコーでケチをつけられますが、これはこれでいいのです!

辻褄があわないとか、そんなことを言うのは野暮ってもんです。


そして実は、これ、私ラストシーンをすでに知っていたのです。

子供の頃、テレビでホラー映画を紹介する番組をやっていて、その時にこのシャドーが紹介されていました。

そして堂々とラストシーンを垂れ流しておりました。

犯人と、その最期を……。

ネタバレ全開。

考えてみると、真昼間の子供が見る時間帯で首チョンパだの内臓グチャリだのという映像を平気で流す、良き時代だったのです。

おまけにネタバレしちゃっても、誰も文句など言わない時代だったのです。

子供心にそのラストシーンが衝撃的だったので今でも覚えていて、作品を見たとき、その人物が登場した瞬間に「ああ…確かこの人が犯人だったな……」と、分かってしまった&懐かしんでしまった次第です。

白いリネンの穴から覗いた、驚愕した表情の女性がヒュッと切られるショットは目に焼き付いております。


ちなみに、刑事さんの役でジュリアーノ・ジェンマが出ていた。



『フェノミナ』

放置が続く

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